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新大久保ほど近くの瀟洒なマンション。ここに今回ルポした「Private Salon Larme(ラルム)」がある。HPのメニューに【ラルムのセラピーはゆっくりとした、ロングストロークのオイルトリートメントです】とあるのを読んで俄然行きたくなったのだ。小生、ロングストロークが大好物なのである。
さらに施術内容は、全身ほぐし+全身リンパ流し。それが90分13,000円。今月の割引適用で2,000円OFF。都心で「全身リンパ」があってこの値段は良心的である。さっそく電話をすると、夜の時間は混み合うとのことで、翌日の昼12時、90分で予約完了。
マンションに到着しチャイムすると、「こんにちは、お待ちしてました」と笑顔で出迎えてくれた担当セラピストさん。「さ、中へどうぞ。カバンお持ちしますね」と優しい対応にまた感激。
ワンルーム的な作りの部屋に直置きのマット、そして和風な装飾(写真2)。これがかなりイイ感じ。ほかの部屋もこうなの?と聞くと、「もう1つは洋風で脚付きベッドなんですよ」と(写真1)。
ここでコース確認し11,000円の支払い。マジ安い!そしてシャワー。ユニットバスでちょい狭いがノープロブレム。用意されていた紙パンツを履く。トランクスとショーツタイプ(サイズ:LとXL)があったがLのショーツを選ぶ。が、予想以上に小さくて尻が入らない。XLに変えようかとも思ったが、無駄にさせるのも申し訳ないな、と思い無理やり履く。キ、キツイ。見栄を張るんじゃなかった。
部屋に戻って施術開始。うつ伏せでタオルをかけて背中のほぐしから。タッチはソフト。ちょっとさぐるような手つきで背骨のあたりから肩をプッシュ。すると、「わぁ、カタイですね、かっちかちですよ」と優しく話しかけてくれる。この口調もゆっくりで、タッチと相まって次第に癒されていく。特に臀部=尻は念入りに、このゆったりとしたリズムのほぐしをしてくれた。
続いて「じゃ、オイルしますね」と無香料を背骨からたっぷり塗布。どうやら手のひらだけじゃなく、ヒジまでの前腕を使っている。これがまた“ゆっくリズム”なので、オイルの浸透感があって嬉しい。
ここで、『おや?』と思う。ほぐしのタッチとは異なり、ゆっくりだがしっかりした強さのトリートメントだったのだ。特に、背中から脇腹にかけてシュシュシュっという痩身のようなタッチ、そして肩甲骨から肩にかけては力強い。このあと、パンツを少し下げて臀部もオイル。これをタップリ施してくれて、あちこちのコリが取れていくようであります。
足に移ると、くるぶしケアを経てふくらはぎ〜太モモ〜尻へのロングストロークが始まった。タッチはライトなのだが不思議な感触なのだ。…これは何だろう?しばし会話をやめて手技に集中する。そして気がついた。彼女の細くてしなやかな手指が、こちらの身体へフィットしているのだ。大げさに言えば、“吸い付くような感触”なのである。ガッツリ指圧では感じられない、ちょっと不思議な感触。これはクセになりそうだ!
また、尻へのストロークではパンツの中にもその勢いで指が侵入するので、微妙に微妙なトコロにも触れる。でも、ほぼ「接触」的な感じ。これは “おまけ” と思っておきましょう(笑)。
ここでようやく仰向け。足元にポジションし、鼠径部リンパドレナージュ。いよいよ佳境、であります。スネから太モモを経由し、鼠径部へ一気のトリートメント。もちろんご存知のように、リンパ管に溜まった老廃物を足の付け根のリンパ節に流す、真面目なマジメな施術でございます。
けれどパンツの中に遠慮会釈なく手がガシガシと侵入する。これを何度も行ったり来たり。しかも例の、あの、フィット感たっぷりのハンドテクなので格別に気持ちがいい…いろいろな意味で(笑)。大事なトコには触れそで触れない --や、ちょっと触れてるかも?-- というような絶妙なタッチなのである。(実際は触れておりません!笑)
これ、まじにイイです。しかもたっぷり時間をかけてくれました。120分にすればよかった!と思い「延長」を申し出たら、「すみません、次の予約が入ってるんですぅ」と。むむむ、残念!!でも近いうちにリピート決定です。それにしても、まったり臀部+たっぷり鼠径部のサロン、発見!なルポでした。おすすめは平日の昼間。7月もキャンペーンを予定しているというので、HPは要チェック!である。
【Private Salon Larme -ラルム-】は閉店となりました。
※レビュー内容は主観的な意見・感想です。サービス内容やマッサージの加減などの感想には個人差がありますので、あくまでも参考としてください。また、取材時と現在の内容(料金など)が変更されている場合がありますので、ご利用の際はサロンHPや電話等でご確認ください。 |