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三軒茶屋に日本人セラピストのサロンがオープン! “三茶”のメンズエステというので行ってみた。ここには日本人サロンも2、3あるものの、アジアンの印象だったし、若モノの街というイメージだったので個人的には未開の地だった。てか、若いころも行かなかったけどね。渋谷からたった2駅なのに。
南口に降り、ほんの少し歩けば商店街。まるで下北やコンパクトな吉祥寺な感じ。夜はまた別の顔を見せるのだろうが、昼間はショップやカフェが軒を連ねる。コメダや上島、星乃などおなじみの“喫茶店”もあり、スタバやドトールなどよりはちょっと落ち着く気がする。
その商店街の中ほどにあるマンションのサロンに到着。迎え入れてくれたのは弓川さんというセラピスト。あ、美人! と思う。前髪ぱっつんロングがお似合いで、20代後半といったところ。スレンダーで目パッチリのエキゾチックな美女の登場にドギマギ。
部屋に案内され、どうぞよろしくの挨拶のあとメニューの確認。100分13,000円のコースだが、オープン割りとして「腸セラピー10分(オプションで2,000円)」がサービスされるという。うん、納得。
ところでこの部屋、広いワンルームでソファー&テーブルと脚付きベッドがあるのに余裕がある。そして目を引いたのが大きなテレビ・・・ははぁ、ロングの客のために置いてあるな、と直感。3時間、4時間コースなどは「ちょっとニュース見せて」なんてあるに違いない。そういえば女子W杯もやってるし。
さて、シャワーを浴びて施術ルームへ戻り、うつ伏せから。全身にタオルをかけてほぐし。そのファーストタッチは尻からだった。あら、珍しい。(注:後述)
尻&腰を丹念にケアし、ふくらはぎ、太もも、背中〜肩と背面をくまなくマッサージ。細っこい手指に似合わず力感のあるソレが自分には丁度いい。ただ、ヒザをぐっと押したとき「いたたっ!」となった。これは、自分がヒザ痛だったのと、ちょっと硬めのベッドのせいだろう。最近、マットレスでの施術が続いたからで、本来、マッサージは沈み込みの少ない硬めがいいのかもしれない。
けっこう長めのほぐしに続きオイル。タオルを外すとなんだか開放感に包まれる(笑)。これも尻から始まり、タップリとトリートメント。そして、腰〜背中に移りリンパドレナージュのタッチ。これがまた絶妙な圧加減と手さばきなのだ。ほぐしのときから感じていたが、この人かなりなスキルの持ち主だぞ。
トリート中もいろいろ話しかけてくれて会話も弾むのだが、手の動き、リズムがまったく変わらない。ややもすれば、話が盛り上がると手が“おざなり”になったりするものだが、彼女のピッチは狂わない。それどころか、一流のピアニストのように余裕すら感じて…。むむ、やはりタダ者ではないな!
などと考えていると、ストロークがふくらはぎ・太もも・尻を経て背中まで 一直線にズズズーーーーッ と、ノンストップのトリートメント。これが実にイイ。これを何度も繰り返してくれて、すっかりまったり!
そしてまたもや尻に戻って集中ケア。「なんか、尻、多くない?(笑)」と言うと、「腰がつらいでしょ?こういうときはヒップを丁寧にマッサージすると楽になるんですよ(笑)」 …見抜かれている…
その絶妙な尻トリ(ヒップトリートメント)がひと段落すると、うつ伏せのままの足を「く」の字に。これは、もしや……ハイ、正解。 鼠径部アリ でございます! これが実にじっくり系で、リンパをぐいぐいと流すタッチ。そのキワキワから尻門にかけて、come and goを繰り返す。うぉ うぉ うぉぉ〜!
そして仰向け。こちらは軽く手順だけ。デコルテ〜肩〜腕〜足をトリートメント。で、またもや入ります、鼠径! でも勘違いしないようにね。真面目なまじめなリンパドレナージュですからして。
そして最後にお腹の腸セラピーが入って終了。シャワーを浴びるとき、長いナイロンタオルが用意されていて感謝感激。背中のオイルも落としたい人には必需品ね。気が利くな〜。部屋に戻ってアフターティーしながら少しおしゃべり。ふと見るとテーブルのメニュー表に『オプション・ヒップトリートメント 1,000yen』とある。聞くと、「色々と工夫を凝らした施術ですよ」と。「え、あれ以上?」 「はい(笑)」
え〜、はじめに言ってよ〜!と思ったが、これは再訪するしかないじゃないか、とリピーターが1人決定です。尻トリ → リンパ → パないソケイ …これがアサリナ・スタイルってワケ。グッジョブ!!
「三軒茶屋 Asarina(アサリナ)」は閉店となりました。
※レビュー内容は主観的な意見・感想です。サービス内容やマッサージの加減などの感想には個人差がありますので、あくまでも参考としてください。また、取材時と現在の内容(料金など)が変更されている場合がありますので、ご利用の際はサロンHPや電話等でご確認ください。 |