なんだか急にラーメンが食べたくなった。そんな季節だからですケド。となれば恵比寿・九十九のトマトチーズでしょ。あの、まったり＋さっぱり感がなぜに融合するの？という味。う、うまい！
腹を満たせば次はエステでしょ、とやや強引なイントロではあるが、その九十九から恵比寿駅に向かう途中に、最近オープンしたサロン「Ouchiエステ」がある。
アロマ＆ブラジリアンのサロンらしいが、ワックス脱毛は間に合っているけど(笑)、本格アロマは随分久しぶりなので前日に予約をしておいた。なにせ完全予約制で、『特別キャンペーン見た！90分1万2千円で！』と言わないと特典が受けられない、というからだ。ちょっとメンドい…(笑)
てことで、サロンのあるマンションに。フリーだったのでセラピストさんは誰かわからなかったが、ドアオープンしてくれたのは和風美人って感じの「ゆいこ」さん（29歳）。「いらっしゃいませ、お待ちしてました」と笑顔で丁寧なお出迎え。あ、けっこうタイプかも…。
やや狭いルームにベッドがドン！でも全体がブラウン基調なので落ち着きます。ゆいこさん、「アロマトリートメントですね。タイ古式も可能ですが…」とおっしゃる。そこで、「バキバキ苦手なのでパス」と言うと、「私のタイ古式はチェンマイ式ではなく、バンコク式なのでバキバキはありませんよ」と。
聞くと、タイ古式には「チェンマイスタイル」と「バンコクスタイル」があるらしい。前者はストレッチ（いわゆるバキバキ系）を多く取り入れ、後者は指圧療法がメインなのだそうだ。知らなかった！
「私はバンコクで習ったので指圧がメインなんです。ストレッチも少し入りますけど」と笑顔。「あら本場仕込みなのね。じゃ、それお願いします(笑)」と即答。
シャワーを浴びてベッドにうつ伏せ。「まずホットストーンで背中を温めますね」。おお、温石！はじめて体験するワタシ。腰と背中に合計6個乗せてもらうと、すぐにホッカホカ。おぉ～、いい感じ。
「てか、これハワイのロミロミじゃないっけ？」 「はい、そうです(笑)」
彼女、シデスコ・インターナショナルとAEA（日本エステティック業協会）認定のセラピストさんなんだとか（よくわかんないけど）。でもスキル有りな感じは伝わります。もう、ワタシのカラダを預けます！
アロマのチョイスもおまかせでオレンジ、マンダリンオレンジ、ローズウッド、シナモン、イランイランのオリジナルブレンドだそうです。香りのイメージは柑橘系でストレスにいいらしい。ふむふむ(笑)。
それを足にたっぷりヌリヌリしてのトリートメント。確かにスネの骨ワキや筋に沿った指圧はけっこう効く～という感じ。タッチもこちらの反応を見ながら調節してくれているようでベリグっです。これを足全体から太ももをたっぷりトリートメント。バンコクスタイル、いいじゃないか！
背中に移動すると、やや冷めたホットストーンを使ってのトリートメント。やんわりになった温かさが実に気持ちいい。これをしばらく続けると、もう落ちそうになってしまいます。
さて次は仰向け。心の中で「ソケイはあるのかな～」と期待していたら、ございましたよ。と言ってもこれは何かちょっと？？なイメージ。そう、ソケイ押しのポイントがいつも(笑)と違うのだ。キワキワではなく、もっと高い位置をモミモミする。ちょうど、ヘソとアレの中間のワキという感じ。
もしや、これは？と思って尋ねる。
「あの～、そこって女性のソケイな感じ？」 「あ、はいそうですね」
勘が当たった。そう、ゆいこさんは女性サロンご出身であらせられるのでした。
最後にデコルテとヘッドマッサージをたっぷりしてくれて終了。起き上がってから肩と背中を蒸しタオルで丁寧にオイル拭き。なんか、これがまた愛情タップリなクールダウンという感じ。
トマトチーズラーメンじゃないけど、タイ古式＋ロミロミ＋アロマの見事な融合というサロンでした！
ちなみに「Ouchi」とは当然「お家」のことで、完全個室1名限定なので、「自分の家に帰ったつもりでくつろいで…」というコンセプト。てことは、ゆいこさんが奥さん、なわけね。
「ただいま～」
「お帰りなさい、ア・ナ・タ。 食事にする？ お風呂にする？ それとも………マッサージ？」
次に行ったときは、こんな会話があるかもしれない、なんてね！
※「おうちエステ」は閉店となりました。
※レビュー内容は主観的な意見・感想です。サービス内容やマッサージの加減などの感想には個人差がありますので、あくまでも参考としてください。また、取材時と現在の内容（料金など）が変更されている場合がありますので、ご利用の際はサロンＨＰや電話等でご確認ください。 | 
