|  |
今回のレポートは「新橋アリエル」という新オープン店。都内、某人気店のスタッフが新しくオープンさせたサロンらしい。そう、芸能人御用達と噂の高い、あのサロンの流れを汲むエステ店だ。HPを見るとやはり日中混合店かもしれない。むむむ、そいつは気になる~!とさっそく予約して新橋へ。
日比谷口から3分でサロンに到着。ぜんぜん迷わなかったので15分も早く着いてしまうが、まぁいいかとチャイムを押す。ドアを開けてくれた女性に「ちょっと早いんだけど…」と言うと、笑顔で「大丈夫ですよ」と招き入れてくれた。平日の早い時間で先客がなかったせいもあるだろうが、優しい対応にこちらも微笑み返し。受付で施術内容「五感神経リフレコース・ベーシック(60分)」を確認。6,990円!というバカ安のキャンペーン価格に再びニッコリ。
受付を済ませると本日の担当セラピストが登場。黒髪ロングで ほわ~ん とした感じの麻里さん(21)が「いらっしゃいませ♪」とハニかんだ笑顔。ルックスといい話し方といい、木村多江風の優しさがあふれんばかり。うん、期待しちゃう!
案内された部屋はやや狭だが、直置きマットレスで調度品なども少なくスッキリしていて狭さを感じない。ワタシ的にはBGMがグッド!そしてシャワーへ。着替えがなかったので、まんまで施術かな?と思っていたら、部屋に戻って紙パンツを渡された。ま、いいか(笑)。そしてすぐに施術スタート。
うつ伏せから、まずはほぐし。ちなみに、麻里さんは超スレンダー。か細いと言ってもいいくらい。そんな彼女がワタシのがちがちボディに対応できるかな?と心配になったほど。
ところが、そのほぐしで驚いた。指ヂカラ、強いんです!
途中、「つらいところありますか?」と聞いてくれたが、この言い方が実に優しくおっとりした感じで彼女のルックスにぴったり。なのにマッサはガシガシ系。“人は見かけによらない”とはこのことか。
さて、ほぐしのタッチがいつしか しっかりマッサージに変わる。つまみながら揉むような独特のタッチだ。そして軽いトントンという叩きも加わって、すっかりリラックスしてくる。肩~首~背中、さらには腰~足へと。これまたかなりなハードタッチ。やるな!姐さん。
続いてオイル。うつ伏せのまま、背中にタップリと塗りながらリンパドレナージュ。この“オイル塗布”の仕方が独特だ。直接たらすのでも、手に乗せてビチャッと塗るのでもなく…。手の平にたっぷりのオイルを付けて、こちらの身体に “ふわっ” と乗せる。まるでパウダーでサワサワッとするように。
で、優し~くオイルを付けたと思ったら、そのあとのトリートメントがパワフルで素早いストローク。リズミカルではなく、スピーディといったタッチだ。そう、グーイグイのズーリズリといった感じ。これを背中から腰、脚へたっぷりと施して行く。ワキのリンパもかなりしっかり目だ。
続いて下半身。太もも~ふくらはぎも同じ強目のタッチ。そして足裏のツボ押しとリフレのミックスのようなケア。さらに指を1本ずつ丁寧にトリートメント、そしてカカト押し。これが実にイイんです!
ここらで彼女のタッチを堪能しようと無言になる。すると、BGMの合間に聞こえてくるのが彼女の軽い息使い。フッ、フッ、と息が出ているのだ。それほど一生懸命にケアしてくれてるのね。
さて、一旦蒸しタオルでオイルを拭い、今度は仰向け。先ほどと同じように、太もも(付け根)から足へのケア。紙パンツを少しめくり、キワまで手が侵入。ここもダイナミックなタッチ、と思いきや、徐々にマッタリ~なソレに変わる。キワキワなストロークが鼠径部を行きつ戻りつ…。(60分のせいか)たっぷりではなかったが、なるほど~の「ソケイ」でありました。
続いて、わき腹~腕~肩へのたっぷりなオイルトリートメント。これらの施術が、手が一切止まらずにノンストップで続くのだ。ホントに一生懸命さがズシズシと伝わるケアなのである。
ちなみに―― 60分の後半、20分強がオモテ面のトリートメントだろうが、ここで脳が弛緩するのを感じていた。BGMのボリュームが大きめで、ヒーリング系(ピアノとせせらぎなどの自然音のMIX)だったせいもあるが、たったの20分でトロ~ンとさせられるなんて。。。
施術後のシャワーで背中流しをアシストしてくれる優しい麻里さん、グッジョブでした!
「新橋アリエル」は、ここらにお勤めの、お疲れ&身体バリバリなサラリーマンにジャストな施術ではなかろうか。しかも安いし、ね!強めのタッチがお好みなら麻里さんで決まり。
※「新橋アリエル」は閉店となりました。
※レビュー内容は主観的な意見・感想です。サービス内容やマッサージの加減などの感想には個人差がありますので、あくまでも参考としてください。また、取材時と現在の内容(料金など)が変更されている場合がありますので、ご利用の際はサロンHPや電話等でご確認ください。 |